リサイクルの大切さを学んでもらおうと、愛媛県松山市空港通1丁目の環境学習施設「まつやまRe・再来館(りっくる)」は23日、同館で「2016りっくる祭」を開き、訪れた家族連れらがリサイクル家具の即売会や不用品を使った工作などを楽しんだ。
 同館は2003年から毎年7月、リサイクルの啓発を目的に「誕生祭」を開催。今年は時期と名称を変えて実施した。
 会場では、畳の縁を使ったカード入れ作りや牛乳パックで紙すき体験といったワークショップ、棚やハンガーラックなどのリサイクル家具が当たる抽選会が開かれたほか、古紙・古着の回収も。水力や風力発電の仕組みが分かる模型の常設展示もあり、約2000人の家族連れでにぎわった。
 松山市清水小学校4年の井上和奏君(10)は「変わった体験ができた。生活の中でも水や電気を小まめに止めることなどに気を付けたい」と話していた。